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平成16年1月13日(火) 「2004年度民主党定期大会」報告


民主党は2004年1月13日午後、品川プリンスホテルで定期党大会を開催しました。
民主党新宿区支部からも多くの党員が参加し熱心に議論を聴きました。
大会の冒頭、菅直人代表は、「憲法を自らつくることで国民主権を実現する。市民革命に代わる幅広い憲法制定運動が必要。2006年までに民主党として新たな憲法の在り方を示したい」と述べ、党内での本格的な改憲論議を要請。自衛隊と別組織の「国連待機部隊」を創設し、国連の活動に積極的に参加する構想についても検討する方針を表明するなど、二大政党の一翼を担う「責任ある野党第一党」の姿勢を示しました。
◇2人の来賓から"檄"
働く者の代表として挨拶に立った連合の笹森清会長は、「昨年の総選挙の評価で、勝ちきれなくて惜しかった、議席が伸びたからよかった、などとお茶を濁していたら、とても政権を取れない。政権与党の方が政権への執着心があきれるほど強い。自民党に過半数を与えないのは当たり前。連立与党に過半数を与えないことを民主党の方針とすべき」と語り、「政権交代に向け、大いなる飛躍を。国民の信託に応えうる民主党になるよう一層の奮起を」と檄を飛ばしました。
また、経営者の代表として挨拶に立った株式会社ドトールコーヒー代表取締役社長の鳥羽博道氏は、「前回の総選挙で、創業以来、初めて社内報や全体朝礼で『民主党を頼む』と社員に呼びかけた。政権交代への期待は熱い。私は無一文で東京に出てきて24歳で会社を設立して以来、一杯のコーヒーで安らぎと活力を提供したい、という思いでひたすら努力してきた。そして今年は、業界第一位・利益第一位を目指す。民主党も、世界の平和・国家の繁栄・国民の幸せ、この3つのためにがむしゃらに突き進めば、必ず第一党になれる」と述べ、民主党に力強いエールを送りました。

◇議案は満場の拍手で承認
岡田克也幹事長は、(1)活動方針、(2)比例で2500万票、1人区で10人以上の当選を目標とする参議院選挙対策方針、(3)2003年度決算、(4)2004年度予算、(5)党規約改正および党改革推進委員会の設置、代表選挙制度改革の5つの議案を提起。質疑の後、満場の拍手で承認されました。