~深呼吸のできる東京~編
シリーズ2 東京の緑を考える ~美しいまち東京の復活~
平成20年6月に開業した東京メトロ副都心線。建築家の安藤忠雄氏が設計した新しい渋谷駅。ここの自然換気開口部には壁面の緑化が施されています。デザイン的に美しいだけでなく、緑は私たちにうるおいや安らぎを与えてくれます。これまでの東京は、都市化の進展の中で、残念なことに貴重な緑が全体として減少してきました。
渋谷駅の事例のような、都心の緑を創出する新たな取り組みがいくつも、そしてかなり意識的取組まれることが必要です。平成18年12月に近未来の東京の都市像を描いた「10年後の東京」を発表しています。その中の大きな柱の一つが「緑の東京10年プロジェクト」です。東京を、水と緑の回廊で包まれた都市へと再生していくために、新たに1000ヘクタールの緑を生み出す目標を掲げています。これは並大抵の目標値ではありません。
風格と魅力ある、世界トップクラスの、美しいまちを実現するには、緑創出の機運を私たち都民や企業が、さらに厚みと広がりをもって盛り上げていきたいものです。

(写真1) 副都心線渋谷駅の壁面緑化

(写真2)地下の宇宙船をイメージしたエコ駅舎 設計安藤忠雄氏