平成20年11月末、機会があって、企業や団体からなる東京都の校庭芝生化応援団の結団式に参加することができました。 この中で東京都の名誉都民でもある川渕三郎さんの講演がありました。サッカーにまつわる興味深いお話をされる中で、川渕さんが校庭芝生化の運動を進めているのは、実はサッカーのためではなく子供たちのためだということでした。 外で遊ぶことが少なくなった子供たちの中には偏平足の子が多くなり、体の重心が後方に移り結果として背骨がきちんと育たず、その中で育まれる脳神経系統がしっかり発達せずに、「無気力」やすぐに「切れたり」する子が多くなっているのではないか、そのために裸足になって屋外で思い切り運動のできる環境が大切だ、という主旨のお話でした。また、足の不自由なお子さんが校庭の芝生の上を歩きたくて、友達の助けを借りて歩行訓練をして、元気に外で遊べるようになったことなども、感銘深く話されました。 もちろん、校庭芝生化は東京の緑づくりの一環ですが、子供たちの健全な成長や豊かな情操教育にも効果があり、そのためには裸足でのびのびと屋外で走り回れる環境づくりが大切であると、私もそのことを再認識させられた一日でした。 (写真1,2,3) 校庭芝生化された学校(東京都環境局)