談話室

平成22年7月1日(木)危険!日焼けマシンの発がん性<生活篇>

アスベストとたばこ、は身体に有害で特に発ガン性が高いことは私達も認識しています。ところがこの二つと同じくらい発がん性が高いのが日焼けマシン、と聞けば誰もが驚くと思います。これは、東京都による全国初の実態調査で明らかになった事実です。

日焼けマシンと都民の関係には、さらに深刻なものがあります。全国に約5千台あるマシンの約4分の1ものマシンが東京都に集中していること。そして都の実地調査の際、マシンの発がん性について「知らない」と回答した人が7割にも達していること。

世界の流れを見ると、WHO(世界保健機関)は平成17年に紫外線を発する日焼けマシンの発がん性を認め18歳未満の使用禁止を警告しています。しかし日本では現在のところ具体的対応は実施されていません。おまけにマシンの大半が外国製でJIS規格が適用されないというジレンマもあります。使用後に体調不良や痛みを感じたり、火傷や脱水症状の事故も後を絶たたないこの日焼けマシン問題。都や議会が早急に安全規制も含めて対応すべきだと考えています。 201019.gif