平成15年都議会初当選以来、ひたすら「都民が主役」の政治をすすめてきた大津ひろ子都議の4期約15年間の主なあゆみを紹介します。
政局政争よりも、都民の命と安全を守る視点を原点に、みんなの都民派として次のような7つの行動目標を発表しました。

平成15年 (2003)

都議選初当選

 11月、スタートラインは公営企業委員会。 水道、下水道など「日常生活を守るライフライン」 を担当。都民目線でサービス向上追求。おいしく、安く、安全な水を都民に。水道料金2.2%値下げを実現。

平成16年 (2004)

渋谷センター街に防犯カメラ

防犯カメラ導入

 3月、本会議初登板。 大津ひろ子がトップに選んだテーマは「防犯モデル都市東京の実現!」「渋谷は防犯のシンボル」。警視総監答弁「渋谷のハード・ソフト両面での対策・取り締まり強化を推進する」。「DV防止法改正」「観光」「ものづくり」に関する鋭い質問も展開。 3月下旬、渋谷センター街の防犯カメラ運用開始。

平成17年 (2005)

耐震化・救急体制強化を要請

耐震化・救急体制強化を要請

 3月、本会議連続質問。警視庁の総力を結集した治安対策推進を要請。 「脱法ドラッグ犯罪対策」水際作戦、学校の防犯対策強化。首都直下型地震被害想定に迅速に対応。「木造密集地域」の倒壊家屋などで救助や避難が不可能になる事態を問題視。建物耐震化・不燃化・耐火性向上、ハイパーレスキュー隊などの救急・救助体制の整備を要請。

平成18年 (2006)

都政の要 総務委員会委員長に就任

 翌2月、第1 回東京マラソン。平成25年(2013)の第7回大会からワールドマラソンメジャーズの仲間入りし、世界最高峰のマラソン大会に発展。 東京マラソン

平成19年 (2007)

温泉法の改正

 渋谷の温泉爆発で安全対策の徹底を求める。国を動かし、温泉法の中に初めて「安全の思想」を盛り込む法改正を実現。

平成20年 (2008)

身近な危険の芽をつみとる

 6月、本会議で都民の命と安全を守る質問。介護ベッドやこんにゃくゼリーの事故を質疑。身近な危険の芽をつみとる、「ものづくりの真のあり方」を指摘。インフラの耐震化促進など震災対策、渋谷川の親水公園整備促進なども質問。

平成21年 (2009)

コンテナ横転事故対策

コンテナ横転事故対策

 2月、本会議で首都高5号線のコンテナ横転事故と安全対策を糺す。 積荷の中身を知らされないドライバーの声を代弁。事故防止に向けた法律改正へ。

小中学生の体力向上へ

小中学生の体力向上へ

 10月、文教委員会で強い体をつくる「東京っ子」政策の推進を主張、やさしい心と健康な体の大切さを訴える。全国最下位クラスであった東京の小中学生の体力を3年余で全国平均クラスにまで向上。

平成22年 (2010)

使い捨てライターの安全を

 6月、本会議で「命と安全を守る総合的な議論」を展開。石原知事も「安全は都政の基本」と行政強化を確約。小さな命を奪った使い捨てライターによる火災問題から、日本のものづくりや廃棄のあり方、救急、消費者教育の問題に論を展開。行政の縦割りに鋭く横串を通す。都から国を動かし、日本初の「使い捨てライター安全基準義務付け」を実現。 環境分野にも強みを発揮。「春の小川」の渋谷川を取り戻す質問。川底や護岸整備は生物が繁殖できる素材の使用へ。

平成23年 (2011)

3.11を忘れない都全力で東北支援!

渋谷をミツバチと花の咲く街路樹へ

 8月、陸前高田で被災地支援ボランティアに参加。 11月、環境建設委員会で「渋谷をミツバチと花の咲く街路樹へ」、うるおいのある都市づくりを提言。

平成24年 (2012)

高度防災都市東京をめざす防災対策特別委員長に

高度防災都市東京をめざす防災対策特別委員長に

 2月、本会議。防災計画・復興に女性の参画を強く求める。男女双方の視点に立った防災対策の構築へ前進。無料風俗案内所など渋谷の盛り場対策を糺す。警視総監が「違反行為は見逃さず、厳正に取り締まる」決意答弁。 5月、3.11後の震災対策強化へ。「想定外は許されない」覚悟で、津波、火災、死者、被害想定を新たに見直し、「東京都地域防災計画」修正に都民の声を反映。

平成25年 (2013)

厚生委員長として福祉政策の先頭に

 現在、医療の質、在宅医療・介護・がん対策・うつ病対策、待機児童解消など厚生委員長として都民の命と安全を守るためにゼンリョク。

3 月 小田急線の地下化に合わせ踏切撤去

(中野通り東北沢駅付近)歩行者の安全のため地元の要望を受け、横断歩道を設置

9 月 代々木公園(けやき広場)の時計塔が再び、確かな時を刻みはじめる

止まっていた時計。地元の声を都につなぐ。夜点灯すると、東京、ニューヨーク、パリ、北京の姉妹都市のバラの花が浮き上がる。

12 月 警視庁渋谷警察署美竹交番開所式

地域の安全安心に貢献


大津ひろ子 都議会本会議での質問事項
平成26 年(2014)~ 平成28 年(2016)

日頃の財政委員会の質疑を踏まえ 本会議の場で幅広い分野で質問。都政の現在を的確に分析、将来を見据えるシャープな論戦を展開。

平成26 年(2014)質問事項

首都直下型地震に備えた東京の防災
地域の防災力向上
災害廃棄物対策における都の先導的役割

1幼児や高齢者の日常生活事故の低減

子供の事故防止に向け子育て中の保護者への情報提供日常生活用品の安全性建築物の室内衛生環境の向上

2盛り場の環境浄化対策

子供の体力向上( 東京っ子応援)

3体罰根絶に向けた取組み

4 月 持ち込み写真による運転免許証の更新手続き時間延長

3 か所の運転免許試験場(府中、江東、鮫洲)。関係者の要請で大津都議が実現にむけ行動。午前中だけの受付が午後まで延長された。

7 月 難病LAM(リンパ脈筋腫症)の薬事承認

多くの患者、支援者の長年の願いが実る。LAM に効果が期待できる薬剤シロリムスが薬事承認。大津都議も国に働きかけ。

1幼児や高齢者の日常事故の低減

子育て中の保護者にピンポイントで届ける日常生活の事故から子どもを守る情報

多様な手段で情報発信。乳幼児の転落・転倒ヒヤリハット調査の実施 事故防止ガイドを作成へ。

2盛り場の環境浄化対策について

渋谷は盛り場対策重点地区2020 大会を見据えさらなる環境の浄化を推進。

女子高生等ビジネス規制条例(H29)へつながる。

3体罰根絶に向けた取組について

体罰根絶 守るべきは子どもたち いじめは犯罪 小さなサインも見逃さない

学校の風通しを良くし、情報公開、見える化を推進。体罰教師に再発防止「アンガーマネジメント研修」を開始。いじめ総合対策策定。

平成27 年(2015)質問事項

高齢者の日常生活事故防止につて
高齢ドライバーの交通事故防止
孤独死防止に向けた都の施策のあり方
高齢者の消費者被害防止
気候変動対応施策における都のリーダーシップ

1オリンピック・パラリンピックに向けた暑熱対策の衛生管理
2デング熱等の感染症対策

ネズミ被害の動向と対策

3ゲリラ豪雨災害対策

ビルピット等の臭気対策
解体・更新時におけるアスベスト対策
アスベスト関連疾患の専門医療相談窓口等

10 月 約50 年ぶりに道玄坂上横断歩道開通

昭和39 年オリンピック時に、分断された道玄坂上横断歩道を復活。地域の交流活発化による経済効果もアップ。

1オリンピック・パラリンピックに向けた暑熱対策の衛生管理

ドライ型ミストの衛生管理対策を講ずべき、と議員初質問

都の暑熱対応設備費補助金交付要綱にドライ型ミストの水質確保を規定。

2デング熱等感染症対策について

温暖化やグローバル化の進展デング熱など感染症対策に万全を期すべき世界一の公衆衛生都市へ

代々木公園など都心部の公園で、蚊の発生抑制、監視体制強化。早期診断・治療へ検査体制整備など実施。

3ゲリラ豪雨対策災害対策について

降雨情報「東京アメッシュ」がH29 機能アップ

24 時間常にアプリで降雨状況を確認できる。

実施中「海から考える東京の都市問題」

降雨情報「東京アメッシュ」がH29 機能アップ

東京を視る、知る、考える 新東京丸に乗船し東京湾視察、廃棄物埋立地、市場やオリパラ施設予定地。

平成28 年(2016)質問事項

1障害者差別解消法の施行
2ビックイベント時の渋谷駅周辺の警備

たばこによる住宅火災の防止
広尾病院移転の際の住民の理解・協力の重要性
アスベスト調査立入の強化
廃棄物施策における都のリーダシップ

3東京の魅力向上に向けた案内サインの向上
4東京都交響楽団の活用

6 月 恵比寿駅西口地元要望により緊急車両スペース設置

救急搬送などに都有地を有効活用

1障害者差別解消法の施行について

全ての都民がともに暮らす地域社会は都政の基本理念

障害をお持ちの当事者の声を聴いて政策へ反映。音声コード付き印刷物の充実。

2ビッグイベント時の渋谷駅周辺の警備について

ビッグイベント時の渋谷駅周辺の警備で安全・安心

テロ対策、年末カウントダウン警備等、警視庁、自治体、交通機関、地域と連携し繁華街の警備に万全を期す。

3東京の魅力向上について

天候よる急な中止をしても視察船「新東京丸」の乗船客に観てもらえる東京ミナトリエ(青海)をオープン。

4東京都交響楽団の活用について

大野和士指揮者の公演を年12 回決定

論点提起政策実現財政委員会での主な質問項目

政策実現に向け、毎回委員会では連続発言

平成26年3月

  • 導入後10 年経過、電子調達システムの果たしてきた役割とセキュリティー対策を質す。
  • 都有施設への案内システムを促進すべき。2020 年に向け多言語の案内も。

平成26年9月

  • 地球温暖化対策や防災施策を税財政面から質疑。
  • 都条例の改正の中で、固定資産税、都市計画税について質問。
  • 東京の実情に応じて重要な政策を税制面から支援する観点で課税自主権をすべき。
  • 経常収支比率が変動する要因について、どのように分析しているか。

平成26年10月

  • 入札において、社会状況の変化を踏まえ評価項目・配点などを見直していくべき。 特に女性の活躍推進に向けて企業の意識を変えるために入札を通じた都独自の取組を行うべき

平成27年3月

  • 戦略的、安定的な政策展開の重要性を見据え財政運営の基本的考え方を質す。 都政の舵取りを支える意味で、将来の都税収入の把握の重要性を指摘。
  • 平成27 年度予算における環境やエネルギー分野、高齢化社会に対応した「福祉と保健」分野などへの具体化を質問。

平成27年6月

  • 納税者の視点を取り入れた広報の拡充について、具体的な改善点を質す。

平成28年10月月

  • 待機児童対策は都政の待ったなしの課題。補正予算案について、施策を一層スピード加速すべきとの立場から質問。
  • 施設の固定資産税の減免や規制緩和などあらゆる施策を組み合わせ、より一層待機児童解消に取り組んでいくべきと要望。

平成28年11月

  • 少子高齢化に伴い、人口構造が変化する中で、安定的かつ持続的な都政運営をしていくための財政上の基本的認識を質す。
    とりわけ将来世帯の負担となる都債の発行額を抑制していくために質問。

平成29年3月

  • 東京の持続的な発展に向けた財政運営について
  • 保育所等整備促進税制について
  • 納税者の視点からのわかりやすい税情報の提供について

みんなに見える、伝わる、開かれた都政に動き出す

首都東京の未来に架ける7つのテーマと行動目標

都民ファースト、ムダゼロで借金を残さない。
賢い税金の使い方、情報公開透明化でみんなに見える都政を軸にすすめてまいります。

【大津ひろ子都議プロフィール】

会社員歴20年 都議4期
現場主義、みんなの声を都政へ。
総務、厚生、防災対策特別委員長を歴任。
現在 財政委員会所属。
跡見学園女子大学卒業。
昭和34年生。