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「バスタ新宿」編

2016年4月4日(月)、新宿駅南口にバス乗り場やタクシー乗車場を集約した交通ターミナル『バスタ新宿』がオープンしました。

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話題の新交通拠点『バスタ新宿』。実は所在地は渋谷区ということはご存知でしたか?
今回の大津ひろ子『O2見て歩く現場』はバスタ新宿オープンに伴って再開発が進んだこの新スポットをレポート致します。

まず、現地に来て最初に驚いたのは駅前の歩道が広くなって開放感があること。

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2006年の着工から10年に渡って常に工事し続けていた、少々雑然としたイメージの新宿駅南口がとても広々とした駅前に進化していました。

そして、タクシーターミナルが「バスタ新宿」に集約されたことで、国道20号に行列していたタクシーが一台もいなくなり新宿南口の甲州街道の渋滞も見事に緩和されています。

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さて、今回の再開発に伴い大きく変化したことがもう一つ!
各改札口の名称が変更されています。

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旧サザンテラス口が「甲州街道改札」に。

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新宿御苑方向に進むと商業施設「NEWOMAN」やオフィス、クリニックや認証保育所などが入居する複合ビル「JR新宿ミライナタワー」。
このミライナタワーへの近道として新たに開設されたのが「ミライナタワー改札」です。

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続きましては新南口から名称変更された「新南改札」。甲州街道の反対側の改札となります。

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駅のまわりを一周したら、それではバスタ新宿に行ってみましょう!

まずは4階の高速バスターミナル(乗り場)です。
「バスタ新宿」に乗り入れるバス事業者数は118社、ピーク時の1日の発着便は最多で1625便、高速バスの停留所は15か所。これまで駅周辺に散在していた19か所の停車場を一か所に集約し39都府県を結ぶ文字通り日本最大のバスターミナルです。

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ちょっとレトロなカラーのこんなバスも地域の特色を映し出していて旅を楽しむスパイスのひとつ。

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広いターミナルの案内図。

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高速バスの乗り場に設置されたデジタルサイネージには大きく見やすい文字で運行情報が表示されています。

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広々とした待合スペースで出発までのひとときをゆっくりと過ごせます。

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空港のように発着便情報が表示される様子は正に東京のバスの玄関にふさわしい!

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インフォメーションカウンターでは専任スタッフが発着便や施設内のご案内をしていらっしゃいました。

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全てをシステムで賄うのではなく、おもてなしの心を持って対面によるご案内も大切なサービス。

3Fにある東京都が運営する「東京観光情報センター」は着物姿のコンシェルジュが常駐し、日本語の他に英語・中国語・韓国語に対応。無料Wi-Fiや宅配サービスの受付も提供し、特に訪日観光客向けのウェルカムサービスとしての活躍が期待されます!

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着物姿のコンシェルジュ。

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同じく3Fのタクシー乗降所。

この日も多くの利用客の方がいらっしゃいましたが、広々としたバスタ新宿の乗降所は大きな混雑も無く、またこの乗降所により甲州街道の渋滞が大幅に緩和されました。

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日本最大級の交通拠点として、観光交流の要として、そしてその利便性により大きな経済効果をもたらすであろう「バスタ新宿」

施設利用についての解りやすさや開放感、清潔感、そして何よりサービスを提供されるスタッフのみなさんの心のこもったおもてなし。
これが東京のバスの玄関。
旅に出たくなるようなウキウキとした気持ちをもたらしてくれる素晴らしい施設でした!

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