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「多摩都市モノレール」編

2016年8月28日、多摩都市モノレールの開業以来の乗客数が7億人を突破したとの発表がありました。
今回は多摩地域の住民の「足」として定着しだし多摩都市モノレールについてご紹介します。

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多摩都市モノレールは
・21世紀を見据えて新しいイメージづくり
 (Advance 先進性)
・シンボルとしての際立ち
 (Contrast 退避調和)
により「輝く多摩」をつくる"核"を目指します。

多摩都市モノレールは、上記のロゴ・デザインコンセプトを掲げ、平成10年11月に開業した東京都の新しい交通機関です。

東京は都市部に機能が集中してきたため、通勤混雑、居住環境の悪化などさまざまな問題があり、また大規模な都市災害の危険も指摘されています。
そのため職と住のバランスのとれた都市構造への転換がすすめられています。
多摩地域の公共交通は主にバスや鉄道によって支えられてきましたが、輸送力の観点からもより一層の充実が求められるようになってきました。
こうした課題を解決するために多摩都市モノレールは構想されました。


mitearuki201704_02.jpg モノレール方式は
  • 中規模な交通需要
  • 静かな運行で都市部でも運行がしやすい
  • 建造費用が地下鉄などに比べて安価
  • CO2排出量もバスなどに比べて低く環境にやさしい
ことから、この多摩の地域にはぴったりの交通機関です。

開業からまだ間もないこともああって駅などはきれいで清潔でした。
駅はモノレールで高い場所にあるため、開放的で眺めも抜群。
またホームドアなどの安全対策もばっちりでした。

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また、各駅には輝きの光の動きを表現したステーションシンボルがあります。
各地域の特色を折り込みながらも統一されたデザインとなっており、新しくできた交通期間らしくデザインにも配慮されています。

mitearuki201704_05.jpg SUAC DESIGN様ホームページより

路線はメットライフドームのある上北台から玉川上水、立川、高幡不動、多摩動物公園を抜けて多摩センターまでの約16km。この路線を約36分で結びます。
混雑時は6分あたり1本のダイヤと、通勤・通学の足としてもしっかり機能しています。

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沿線に立飛駅と直結する大型商業施設「ららぽーと立川立飛」が開業したことから、ますます利便性に磨きがかかった多摩都市モノレール。
天気によって乗車中に富士山もくっきりと見えます。
多摩沿線には多摩動物公園やサンリオピューロランド、高幡不動尊などの見どころももりたくさんです。
ぜひ皆様も多摩方面に足をお運びになり、多摩都市モノレールをご利用ください。

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